【犬と賃貸暮らし】犬のトイレ事情とトイレトレーの選び方
※このブログに掲載しているイラストは、すべてChatGPTで生成しています
こんにちは!すこやか管理者です。
今回紹介する内容準備リストに記載した様々なペットグッズの使い道と種類を紹介の続きで、【犬と賃貸暮らし】第九回「犬のトイレ事情とトイレトレーの選び方」です!
賃貸でペットを飼う上で必須となるのが、ペット用トイレ。
そもそもペットのためのトイレはどんなものを用意して、どんなふうに作ればいいのか、など疑問が湧いてきますよね。
「とりあえずトイレトレーと書いてあるからこれにしよう」「人から勧められるままに購入する」のではなく自分たちの部屋の状況、愛犬の性別、最終的には愛犬のトイレスタイルにあったものを購入できるように少しだけ犬のトイレについて知識をつけていきましょう!
それでは、ゆっくりしていってくださいね

〜登場人物紹介〜

おもちゃ遊び大好きな7歳のボーダーコリーの男の子!最近少しずつシニア感が増してきている。

少しビビりだけどおてんばガールな5歳のボーダーコリー!遊び<食べ物でたまにゆっちのおやつを盗む。

ブログ主でありゆっちとはっちの飼い主。犬飼歴は7年で普段は都内の企業で働くOL。最近プランター菜園をはじめた。
トイレトレーとは?大まかな種類もご紹介

賃貸で犬をお迎えするならというか、犬を室内飼いするのであれば犬のトイレを用意するのは必須です!

お庭遊びやお散歩の時にすればいいや、ではなく台風や雷雨などいろんな状況を想定して家の中での排泄を教えることは大切だね。

そんなわけで、犬たちのトイレを準備してあげましょう!
室内で犬を飼う上で必須となるのが、犬のトイレ。
どんなトイレを作ればいいのか、決まりはないのですがオーソドックスに「トイレトレー」を使用したトイレを考えてみましょう。
トイレトレーは室内で犬が排泄する際に使用する専用のトレーです。
トイレシーツを組み合わせて使います。
部屋を清潔に保て、犬の排泄場所を明確にすることができるので、トイレトレーニング(躾)を進めやすくなります。
早速どんな種類のトイレトレーがあるのかみてみましょう!

トイレシーツを挟んで使うタイプ
・シーツがずれにくい
・そのまま敷くよりはイタズラ抑制になる
・縁があるので吸い込みきれなかったおしっこがこぼれにくい
・壁や床におしっこが跳ね飛んで汚れる可能性がある
・汚れた時に洗うのが手間

壁つき・囲い付きでシートを敷くだけタイプ
・敷いているだけなのでシーツがずれやすい
・壁があるのでおしっこが跳ね飛ばない
・イタズラされやすい
・汚れた時はさっと拭き掃除で綺麗になる

イタズラ防止メッシュ付きタイプ(壁なし)
・イタズラされにくい
・足が直接シーツに触れないので、トイレ後に足が汚れづらい
・メッシュにうんちが詰まると洗うのが手間
・周囲に排泄物が飛び散る可能性がある

イタズラ防止メッシュ付きタイプ(壁付き)
・イタズラされにくい
・足が直接シートに触れないので、トイレ後に足が汚れづらい
・メッシュにうんちが詰まると洗うのが手間
・周囲への排泄物の飛び散りは防げるが、壁を拭く必要がある。

上記以外でも、シリコンの柔らかいフラットなトレーの上にシートの端を挟んでおくタイプもあります。軽くて柔らかいので手軽に洗えるのが良いところです!
メッシュはトイレトレーのオプションの一つではあるのですが、他のオプションより重要度が高めかなと思い上記に記載しています。
ちなみにその他のオプションはこんな感じ。
・おしっこかけポール付きメッシュ
・直角に折り曲げて使える足上げおしっこ対応トレー
・使用済みシーツを自動で巻き取るトイレ
大まかな種類やオプションがわかってきたところで、次はどんなトレーを購入したらいいのかサイズ/場所/スタイルの観点から確認していきましょう!
犬の大きさとトイレの広さについて

何となく、どんな種類があるかはわかったけどまだどれを買えばいいのかピンとこないな。
そもそもトイレってどれくらいの広さで用意したほうがいいのかな?

うんうん。
じゃあ、次は愛犬に合ったトイレの広さを考えてみましょう!
トイレ全体の大きさは犬の体の大きさはもちろん、月齢やイタズラの有無や性別も考慮しつつ設計していきますので愛犬の状況を思い浮かべながら考えてみてください。
犬用のトイレの広さの基準は「犬の成犬時の大きさ」と「トイレを設置する場所」です。
なぜ成犬時の大きさに合わせるかというと、犬は人間の子供よりもずっと早く1年でほぼ成犬の大きさまで成長するためです。
完全に成犬になるのは2歳ごろですが、身体大きさは生まれてから1年ほどで成長が止まります。
クレートのように危険が伴うものではないので、成長を見越した大きさのトイレを準備しましょう。
ただしケージやサークルの中にトイレを設置する場合は、寸法に注意です。
必ずケージとサークルの幅と奥行きを測って、それに合ったトイレを購入するようにしましょう。
次に犬用トイレを設置する場所ですが、これと言った決まりはありません。
どこでも良いですが、仔犬のうちは膀胱が未発達で行動範囲を広げすぎるとトイレまで間に合わない可能性が高いので、ケージの近くに設置して、遊ぶ時もその周辺にしておくと誘導もしやすいです。

とはいえ、慣れてないと「トイレに行きたいそぶりなんて見分けつかない!」となるので、寝起き、食後、お散歩後など犬がトイレをしやすいタイミングでとりあえずトイレに連れてって声かけしながら待つのが王道ですね〜
また、犬用トイレの広さですがこれも子犬のうちは可能な限り広めにしておくと失敗しにくいですね。
最低でも成犬になったときトイレの中でくるりと余裕を持って回転できる広さがあると、十分な広さが確保できています。
犬たちってなぜか排泄するときにくるくる回りながら体勢整えるんですよね…笑
狭すぎるとトイレから排泄物がはみ出してしまったり、あまりに使いづらいとトイレ以外の場所でそれとなく排泄してしまったりするので、トイレに入るのを嫌がる場合は場所を変えてみたりトイレエリアを広げてあげるなど工夫してみてくださいね。

ちなみにケージとかに閉じ込められることが嫌いな仔犬は、柵で囲ったトイレを嫌がることがあるのでケージの外に置くトイレは慣れるまで柵なしの方が安心して使ってくれるよ!

ほほぅ、ゆっちくん。
経験者は語るってやつですか。

むむむ。僕にとっては超重要なことなの!

まあ、ゆっちお迎えした当初は困り果てたけどね。
囲うのもだめだしちょこっとでも排泄してあるとそのトイレシート避けて排泄するし。
後々になってゆっちがやたら綺麗好きなだけということも判明しましたけども…
そもそも必要なの?トイレトレーの必要性を考える

トイレトレーってなくてもあっても良くない?
トイレシーツ敷いて、その上で排泄すれば床も汚れないし、トレーの管理しなくて済む分楽な感じもしちゃうな。

確かにね。
我が家もトイレシーツだけでトイレを作っている時期もあったけど、やっぱりトレーはあったほうが便利です。
どのあたりが便利なのか早速考えてみましょう!
犬たちがトイレとみなす基準は個体によって少しずつ差があります。
よくあるパターンとしては…
・トイレを設置している場所・匂いで覚えている
→トイレを移動すると失敗したり、お漏らし後に匂いが残っていると同じ場所で失敗することがある。
・トイレシーツやトレーのメッシュの踏み心地で覚えている
→トイレを移動しても失敗しづらいが、おしっこの跳ね飛び防止でしいたトレー周りのシートもトイレと認識してしまうことがある。
・コマンドで指示された場所に排泄している
→シート上でもメッシュトレーでも関係なく排泄できるが、自由にトイレとして使用できるスペースはどっちにしろ必要。
最終的にはトイレシーツの踏み心地=排泄する場所で覚えてもらうとシーツ1枚でどこでもトイレできるようになります。
コマンドも組み合わせれば、旅行先でトイレの場所を指定しやすいです。
場所で覚えてしまうと少しデメリットが目立つかもしれません。
トイレトレーやシーツの位置を変えただけではもともとトイレを設置していた場所に排泄してしまうからですね。
改めて、トイレトレーのメリットとデメリットを確認してみましょう。

子犬期はシーツをそのまま敷いておくと好奇心からビリビリに破いて遊んでいたり、最悪破いたシーツを飲み込んでしまう場合もありますので挟むタイプのトレープラスメッシュカバーで少しでも防げると安心ですね。
また、成犬期は雄の場合足を上げたおしっこスタイルをとるようになるのでトレーに壁があると、家の壁に跳ね飛ぶことを防げます。
※足を上げないで排泄する子もいます。
また、トレー付属のメッシュがあることで直接排泄物が犬たちの足につくことを防げますし、雌の特に長毛の犬種はお尻の毛がおしっこでびしょびしょになってしまうことを防げます。
お家に迎えた子の犬種やその子の性格で試行錯誤して、愛犬が積極的に使ってくれるトイレを作り上げられたら120点満点ですね!
愛犬にあったトイレスタイルを追求しよう!
なんとなくペット用トイレの準備に着手できそうな感じでしょうか?
それでも悩むという方へ、過去に筆者がゆっちとはっちのために準備したトイレを公開します!
もちろんこれが皆さんにとっての正解ではないですが、作り方の参考程度になればと思います。
過去の記事ですでに登場した見覚えのあるものが出てきますで悪しからず。

おしっこの量が多かったり端っこにされると大決壊する。

ケージ嫌いの当時のゆっちは扉閉めると意地でも排泄せず、出てから適当なとこで漏らしてました。




このほかにも赤ちゃん用ビニールプールをトレーの代わりにしてみたり、プラ段でできたトイレを使ってみたこともあります。
ビニールプールは匂い移りがスゴすぎて速攻ボツ。
プラ段はシーツから溢れるとつなぎめから床に漏れるのでボツとなりました。
お留守番短めでこまめに掃除ができるお家にはプラ段トイレは軽くてコスパ良いし、捨てるの簡単、折りたたみもできてお勧めできます。
トイレトレーという商品にとらわれず、活用できそうなものがあればどんどん試してみてくださいね
まとめ
・ペット用のトイレは「犬の成犬時の大きさ」と「トイレを設置する場所」を基準に準備する。
・トイレトレーは大まかに4タイプ。
┗トイレシーツを挟んで使うタイプ
┗壁つき・囲い付きでシートを敷くだけタイプ
┗イタズラ防止メッシュ付きタイプ(壁なし)
┗イタズラ防止メッシュ付きタイプ(壁付き)※お勧め
・トイレトレーは必須ではないけど、仔犬のイタズラ防止やおしっこの量が多い子、お留守番が長い子にはあった方が便利

ペットのトイレについては今でも色々試すので、悩んでいる方の助けになれればと思います…!

ちょっと記事もりもりだよねー笑
でも、床や壁が排泄物で汚れたら修繕費もかなりかかるから、ちゃんと選んで環境を整えていこうね!





