【犬と賃貸暮らし】ペット可物件の内見ポイント

※このブログに掲載しているイラストは、すべてChatGPTで生成しています
こんにちは!すこやか管理者です。
【犬と賃貸暮らし】第二弾「ペット可物件の内見ポイント」を紹介していきます。
前回の記事では、「ペットと暮らせる物件はどんな物件?」「どうやってペット可物件を探せばいいの?」という知らなければ一歩を踏み出せない…そんな悩みに焦点を当てた内容でした。
次のステップとして、いくつかの候補物件を実際に現地に行って部屋や周辺状況を確認する「内見」にいきましょう!
本記事では筆者なりのペットと暮らす視点でのポイントを解説します!
いざ、内見にあたってペット目線で何を確認すれば良いのか、どこを確認しておけば後悔せずに長く住むことができるのかなどなど
ぜひ、ゆっくりしていってくださいね
〜登場人物紹介〜

おもちゃ遊び大好きな7歳のボーダーコリーの男の子!最近少しずつシニア感が増してきている。

少しビビりだけどおてんばガールな5歳のボーダーコリー!遊び<食べ物でたまにゆっちのおやつを盗む。

ブログ主でありゆっちとはっちの飼い主。犬飼歴は7年で普段は都内の企業で働くOL。最近プランター菜園をはじめた。
契約前に必須!後悔しないための内見ポイント

物件情報サイトと不動産会社の担当さんと話していくつか候補の物件絞れた!

はっち、いい感じの物件見つけたんだねー!
じゃあ、次は内見だね!

でも、どんなことを確認すればいいか分からないよ💦
一般的な内見のポイントだけでいいのかな?

一般的な内見のポイントももちろんだけど、ペットを飼う前提であればペット飼うのに利便性の良い物件に住みたいよね。
ペットを飼うのに気にした方が良いポイントについて話そうか。
一般的な内見のポイントについては 「内見」「ポイント」で検索すれば、いろんな専門サイトで紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
本記事ではなかなか情報が見つからない、ペットを迎えることに焦点を当てて筆者が賃貸契約前に内見で確認していることを紹介します。
以下、実際にチェックしているおおまかなリストです。
それぞれについて詳細をみていきましょう。
お部屋のチェックリスト編
「お部屋のチェックリスト」は実際に内見する部屋でおすすめ確認ポイントです。
ペット専用設備の有無
物件によって設備の種類は異なりますが、後付けできない設備は最初から専用設備として設置されていると便利です。

賃貸物件では画鋲の穴以上の穴は開けられないです。
もし開けてしまったら、穴を開ける前と同じ状態に戻すためにかかった費用を借主側が負担する必要があります。
・ペットの足洗い場
┗ドロドロの足を玄関に入る前に綺麗に洗うことができます。
・玄関の固定式の脱走防止ゲート
┗ゲートがずれる、外れるなど脱走の原因になることを防げます。
・ペットドア
┗後付けができないため。
┗ただし入ってほしくない場所についている場合は最初から出入りできないようにロックをかけておきましょう。
上記で紹介した以外にも「リードフック」「入居者専用ドッグラン」など物件によって様々な専用設備が用意されていることがあります。
※専用設備のない物件もあります
もちろん、おすすめ設備3つが全てついている物件を探す必要はありません。
ご自身にとって必要な設備を見極めて物件を選ぶことが重要です。
実際の間取り
間取り図だけでは把握しきれないことを内見では確認できます。
例えば、突っ張り式のゲートを購入したのに、おきたい場所の左右の柱が斜めにずれていたらどうでしょうか?
間取り図では「これくらいなら大丈夫だろう」と思っていた箇所が想像よりも大きなずれだったということはよくあります。
※間取り図が間違っているのではなく縮尺による認識のずれの話です
そのような認識のずれを小さくして、引っ越し後のペットライフをより快適に過ごせるように以下のポイントを確認してみてください。
玄関からお風呂までの距離
→雨でどろんこになった時汚れる場所が最小限で済みます。
キッチン、玄関の入り口の柱は並行になっているか
→柱が並行なら突っ張り式のゲートが使用できます。
※命を守るためにゲートを設置する場所はしっかり固定できる突っ張り式がおすすめです
入ってほしくない部屋の扉の種類
→引き戸は鼻や前足で簡単に開けれるため要対策箇所としてチェックしておきましょう。

他にも、部屋の場所によっては壁が薄くなっていて突っ張ることが難しい箇所もあります。
そういった場所には突っ張り式ゲートが設置できないことをあらかじめ知っておくと、壁に穴を開けてしまったなどのトラブルを防げるので良さそうです。

壁に突っ張っても大丈夫かどうかは不動産会社の担当者さんに聞いてみると教えてくれるよ!
件の周辺状況
犬にとって日々のお散歩は必須!
毎日のお散歩が車とすれ違うたびにハラハラするような狭い道路はストレス溜まりますよね。
車で気軽に遊べる場所まで行ければ良いのですが、それも難しい、、、
ぜひ物件の内見に向かう際は、駅から歩いてみてください。
車で向かう場合も内見後に少し散策してみるといいです。
実際に見て、歩くことで街の雰囲気や道路状況を把握することができます。
また、物件の玄関から出てするの接している道路は交通量が少ないに越したことはありません。
・万が一、犬が脱走した場合に交通事故に遭う確率が下がる
・散歩の際に車と接触したり交通の妨げになってしまう可能性を減らせる
・交通量の多さからくる騒音がほとんどない

余談ですが、公園の犬の立ち入りについては注意書きをよく確認してください。
最近は犬の立ち入り自体を禁止している公園も多くなっています。
地域のルールは守って気持ちよく過ごせる良いですね。
聞いておきたいチェックリスト編
「聞いておきたいチェックリスト」は内見時に不動産会社の担当者さんに直接聞いて把握しておきたい物件についての情報です。
過去あったペット関連のトラブル
「賃貸で犬を飼うのは初めて」「ペット可物件で犬がいることをわかっているのにペット関連のトラブルは発生するのか?」ですが、全然起こり得ます。
代表的なトラブルがいくつかあるので紹介します。
・匂いトラブル
┗ベランダに排泄物用のゴミ箱を置いたり、共用部に排泄をすることで他の住人に不快感を与えてしまうことが原因のトラブル。
・喧嘩トラブル
┗人間同様、犬もみんなが仲良しということはありません。不用意に犬同士を近づけることで喧嘩になり相手の犬に怪我を負わせてしまうトラブル。
・騒音トラブル
┗来客時や留守番中の吠え、バイクや歩行者に吠えるといった日常的な騒音の積み重ねで騒音問題となるケース。
上記のようなトラブルが直近で発生している場合は、ご自身も巻き込まれる可能性があることを把握しておいてください。

特に賃貸マンションや賃貸アパートは通路が狭く、犬同士の距離が近くなりがちです。
もし愛犬が身構えてしまっても、端によって相手を先に通してから通行するなどちょっとした工夫で喧嘩を防げます。
お互い配慮の気持ちを持てれば大きな問題は起こりづらいです。
周囲への音漏れの度合い
音は人によって感じ方が違うが故、根深く、賃貸に住む上で避けては通れない問題です。
ペットに関連する音で特に問題となりやすのが「吠え声」です。
犬たちが吠えてしまう原因は様々ですが、吠え続ける時間が長ければ長いほど騒音となり問題に発展します。
以下のことを把握しておけば、近隣の住民への配慮がしやすく、対処方法も練りやすくなると思います。
・窓を閉めた状態でどれくらい音漏れするか
┗窓を閉めることで漏れる音量を軽減できれば一時的な対応として使用できます。
・可能であれば隣の部屋からどれくらい音が聞こえるか
┗事前に把握しておけば、生活する中で気をつければ良い音の大きさがわかります。
・構造的に音に配慮された作りになっているか
┗例えば隣部屋と接している箇所が廊下や階段であればリビングにいる犬の声は響きにくくなります。
このほかにも、2階以上に住む場合は足音の問題もあります。
可能な限り内見の段階で周囲へ響く音の大きさは把握し、引っ越すまでに対策を考えましょう。

ここまで記載したものは私の考える必要最低限なので、他にも皆さんが思いついた項目があればどんどん追加して確認してください。

少しでも音が響きにくいお部屋の方がペットにイライラしてしまうことも減ると思うし、吠えについてトレーニング中であれば事前にご挨拶しておくといいよね。

そうだね。
色々書きましたが、常識の範囲内の行動やペットの躾をする努力はペットを飼う上では必須です。
必要ならトレーニング(犬のしつけ教室)に通うとか消音効果のあるマットを敷くとかできる事はやっていきましょう。
まとめ
・「内見」は実際に現地に行って部屋や周辺状況を確認すること
・内見の際は2種類のチェックリストをそれぞれ確認しましょう
┗お部屋のチェックリスト(目で見て確認)
ペット専用設備の有無
実際の間取り
物件の周辺状況
┗聞いておきたいチェックリスト(担当者に聞いて確認)
過去あったペット関連のトラブル
周囲への音漏れの度合い
・常識の範囲内の行動やペットの躾をする努力は必須
・他人と1つの物件で暮らす以上、お互いに配慮する気持ちを大切に
番外編〜専用庭は必要なのか?〜

あ!この物件、専用庭ついてる!いっぱい遊べるしお散歩行けない日があってもお庭遊びがいつでもできるなんて最高かも。

ごめんだけどはっち、、、賃貸のお庭でお散歩の代わりになるくらい遊ぶのは無理かな💦

えーじゃあ、お庭あっても、ペットは窓から眺めるだけなの…?

うーん…外に出たとしても日向ぼっこするくらいで、物件にもよるけど30分くらいが関の山かな。
いろんな理由はあるけど専用庭は実は共有スペース扱いだからなんだよ。
専用庭はあれば家庭菜園や水遊びなど幅が広がるスペースですよね。
一見、出入り口のある部屋を借りた人専用のスペースに見えますが、実は賃貸の外階段やマンションの廊下、玄関のように専用庭は共有スペースになります。
そのため、一般家屋の庭と違いパーティーをしたりBBQなど煙が出るような事はできません。
隣部屋と柵越しに接しているので近所迷惑にならない範囲かつ、賃貸契約のルールの範囲内であれば家庭菜園をしたり、椅子を置いてゆっくりしたり、洗濯物を干すこともできます。
犬を庭へ出す場合は、音以外にも気を配らなければならないことがあります。
犬の毛と犬の排泄物の匂いです。
犬の毛はそこにいるだけで風に煽られてとんでいきますから、他の方の洗濯物を毛まみれにしてしまうかもしれません。
犬のマーキングや排泄は水で流してもすぐには消えませんし、匂いが染み付いてしまったらにおいの届く範囲の方には常に不快感を与えてしまいます。
マナーやルールを適切に守りつつ専用庭を使うのであれば、お庭に出す前にはブラッシングをして抜け毛をとる、建物の中での排泄を徹底することが必要に感じます。

この通り、ペットと目一杯遊ぶにはドッグランとか犬同伴OKな公園の方が楽しいと思うな!

確かに、、広いところでのびのび遊びたい!…今日はいっぱい学んで疲れたからお散歩いこ!

よし!ゆっちも呼んで早速行こう!
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