【犬と賃貸暮らし】仔犬を迎える前の準備リスト公開!諸費用も要チェック!

※このブログに掲載しているイラストは、すべてChatGPTで生成しています
こんにちは!すこやか管理者です。
今回からいよいよ犬を迎えるための準備編に突入、
【犬と賃貸暮らし】第七回「仔犬を迎える前の準備リスト公開!諸費用も要チェック!」です!
これまではペット可賃貸探し〜内見〜引っ越し準備までをお話ししてきました。
ここからは賃貸で犬を迎えるための具体的ステップについてお話ししていきます。
初回は犬を迎えるために準備しておきたい準備リストとその費用内訳、予算を立てる目安を公開!
犬用品は種類も豊富でとりあえずデザインで決める?となりがちですが、【犬と賃貸暮らし】シリーズを通して種類や用途まで1つ1つの丁寧に紹介していきます。
それでは、今日もゆっくりしていってくださいね☕️
〜登場人物紹介〜

おもちゃ遊び大好きな7歳のボーダーコリーの男の子!最近少しずつシニア感が増してきている。

少しビビりだけどおてんばガールな5歳のボーダーコリー!遊び<食べ物でたまにゆっちのおやつを盗む。

ブログ主でありゆっちとはっちの飼い主。犬飼歴は7年で普段は都内の企業で働くOL。最近プランター菜園をはじめた。
犬のお迎え何を準備すればいい?準備リスト公開!

ペット可物件に引っ越して色々落ち着いてきたんだけど、ペット(犬)をお迎えしたいときはどんなものを準備すれば良いかな?

必要になるものはざっくり、寝床、トイレ、ご飯、身だしなみを整えるもの、お散歩用品だね。

ふむふむ、人間用のものは犬には使えないからそれぞれ小さな家を作るイメージなんだね。

そう!小さな家族を迎えるにあたって必要最小限から準備を進めて、それが終わってから必需品以外のものを集めていきましょう。

一気に買うと出費がすごいことになりそうだもんね💦
それじゃあ早速必要なものリストを作成しよう!
ペット可物件に引っ越し、生活基盤が安定したらいよいよお迎えです。
ペットグッズは今やご飯の種類一つとっても100種類以上あり、どんなものを選べば良いのか迷ってしまいます。
今回はお迎え前に揃えたおいた方が良い生活必需品を「備品」と「消耗品」に分けてリスト化しました。
どんなデザインのものを購入するかは、お好みで、ですがそれぞれ使い勝手の良い形や選び方のポイントも紹介しますのでご確認ください。
いかがでしょうか?意外と多いですよね。
備品リストは身体の成長に合わせて買い替えが必要なものも含まれています。
消耗品リストは使い切ったら追加購入が必要なものです。
消耗品リストは定期的に購入が必要なものですので、相場をしっかり確認して毎月ないし隔月で予算を組んで購入し、在庫を切らさないように注意が必要です。
ペット用の予算を組もう!初期費用はどれくらい?
ペットのグッズは大きさと質に比例して値段が変わります。
なのでおおよそこのくらいって感覚で見てください。
近年インフレが進んでいるので、もしかしたら数年後にはこの予算では足りなくなる可能性もあります。
▼ペットをお迎えする初期費用と購入品リスト
品名 | 金額 |
---|---|
ペット用ケージ、もしくはサークル | 10,000円〜30,000円 |
ペット用トイレトレー | 5,000円〜10,000円 |
ペット用ベッド | 1,000円〜20,000円 |
クレート | 3,000円〜30,000円 |
犬のご飯皿&給水器 | 1,000円〜5,000円 |
ペットブラシ | 1,000円〜7,000円 |
爪切り | 1,000円〜2,000円 |
首輪、リード | 2,000円〜20,000円 |
トイレシーツ(1袋) | 900円〜2,000円 |
ペットフード(1袋) | 2,000円〜20,000円 |
ペット用シャンプー | 1,000円〜3,000円 |
おもちゃ | 500円〜5,000円 |
合計 | 28,400円〜156,000円 |

犬の大きさによって必要なものの大きさや量は変わってくるので、これぐらいの金額の幅が出ます。
実際ここで最大値として記載した金額よりも高くて質が良いものはたくさんありますし、逆に100円均一やネット通販で揃えればもっと安くなるものもあります。
今まで筆者が見た中での金額の話なので、市場調査はきちんと行いましょう。
初期費用は備品と消耗品だけで約3万円〜16万円は必要になりそうです。
なお、トイレシーツとフードは犬の大きさによって使用量/給餌量が変わりますので、1袋で収まるとは限りません。
まだまだお迎え後の費用はかかります。飼育グッズ以外の諸経費を見ていきましょう。
内容 | 金額 | 頻度 |
---|---|---|
犬登録・済票交付 | 3,000円〜4,000円 | 引っ越しごとに1回 |
狂犬病・混合ワクチン(抗体価検査) | 7,000円〜20,000円 | 年1回(生後2ヶ月の子犬をお迎えした場合は最初の年だけ2回) |
避妊・去勢手術 | 20,000円〜80,000円 | 一生に1回(任意) |
寄生虫駆除・予防薬の購入(1年分) | 10,000円〜20,000円 | 薬のタイプにより頻度は変わる(獣医に確認) |
合計 | 40,000円〜124,000円 |
※実際の金額は各自治体、動物病院により異なります
初年度の病院や登録周りの費用は40,000円〜124,000円くらいになります。
これに加えてトリミングが必須の犬種、飼い主自身でシャンプー、爪切り、耳掃除、肛門腺のケアなどが難しい場合は定期的なトリミングの料金もかかります。

トリミング料金はサロンや動物病院ごとに差があるので、ご自身でリサーチしてくださいね。
以上、ざっくり子犬をお迎えした場合はかかる生体代以外の費用でした。
まだかかるの!?と身構えてます?もちろんかかりますよ笑
病気や怪我などの不測の事態にかかるお金と光熱費周りです。
上記の内容を踏まえ月間と年間の予算を考えてみましょう。
月間、年間予算を組んでみよう!

さっきの支出はお迎えまでに用意しておくリストだから消耗品は特に1ヶ月以内分しかないよ!

なのでお迎え翌月から必要な消耗品にかかる予算と、お迎え以降毎年確実に必要になってくる費用を予算を組んで対応できるようにしていきましょう!
先ほどのお迎え費用を参考に、月間、年間のペット用予算を組んで家計崩壊しないようにシミュレートしてみましょう。
消耗品の1回の購入金額目安は下記の通りです。
品名 | 金額 |
---|---|
首輪、リード | 2,000円〜20,000円 |
トイレシーツ(1袋) | 900円〜2,000円 |
ペットフード(1袋) | 2,000円〜20,000円 |
ペット用シャンプー | 1,000円〜3,000円 |
おもちゃ | 500円〜5,000円 |
首輪、リード、ペット用シャンプー、おもちゃの購入頻度に関しては月に1回ではなく年に1〜数回程度です。
1年は使えると仮定して、お迎え翌月から1頭あたりの1ヶ月の予算は下記の通りです。
品名 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
トイレシーツ | 900円〜4,000円 | 市販のペットシーツ1袋〜2袋 ※種類指定なし |
ペットフード | 2,000円〜20,000円 | 月に1袋(1kg〜12kg)※種類指定なし |
予備費 | 10,000円〜20,000円 | 突然の出費に備える項目です (怪我、病気、買い替え、修理) |
合計 | 13,500円〜43,000円 (3,500円〜23,000円) | ()は予備費抜きの場合 |
超大型犬や超小型犬など特殊なサイズ感の犬をのぞいたらおおよそこのくらいの金額で落ち着くと思います。
次に年間でかかる1頭あたりの1年間の予算をみてみましょう。
品名 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
首輪、リード | 2,000円〜20,000円 | 年間1回購入 |
トイレシーツ | 10,800円〜48,000円 | 1ヶ月分の費用×12ヶ月= 年間 |
ペットフード | 24,000円〜240,000円 | 1ヶ月分の費用×12ヶ月= 年間 |
ペット用シャンプー | 1,000円〜3,000円 | 年間1回購入 |
おもちゃ | 500円〜5,000円 | 左の予算内で購入 |
寄生虫駆除・予防薬の購入 | 10,000円〜20,000円 | 1年分まとめて購入 |
狂犬病・混合ワクチン(抗体価検査) | 7,000円〜20,000円 | 年間に1回ずつ |
予備費 (今後のペット用貯金も兼ねる) | 120,000円〜240,000円 | 突然の出費に備える項目です (怪我、病気、買い替え、修理) |
合計 | 175,000円〜596,000円 (55,000円〜356,000円) | ()は予備費抜きの場合 |
※病院周りの費用はperplexity AI調べ
※実際の医療費は動物病院により異なります
予備費は任意項目ではありますが、ペットが病気、怪我になった場合や仔犬期あるあるの破壊活動によって使えなくなったものの再購入、成長に合わせてペット用品を買い替えるためにかかる費用を捻出するための項目です。
壊れた用品の買い替え代は納得はできると思いますが、動物病院代に備える理由はなぜでしょうか?
実は基本的にペット治療費は全額自費負担なのです。
小さな怪我であれば数千円程度ですが、大病を患った場合の治療費は数十万円〜数百万円にも上る莫大な医療費負担が必要になります。
ペット保険に加入をすれば、保険の効く範囲で何割負担になったりもしますが、人間の保険ほどの守備力はありません。

筆者はペット保険に加入したことがないので、詳しく知りたい場合はまとめサイトを探してみてください。
上記の予備費をコツコツ貯めておけば、少なくとも老犬になって病気や怪我が増えてくる10年後には120万円〜240万円が手元にある状態です。
それだけあれば月に10万円治療費がかかっても少なくとも1〜2年はちゃんと通院することができますし、お金を理由に治療を諦めなくて済みます。
老後を見据えた予算が組めると、いざというとき心強いお守りになってくれます。
ペットの生活は夏の電気代に要注意
犬たちの体は常に被毛に覆われており、人間よりも高い体温で生きています。
人間の体は暑くなると汗をかき、気化熱により体温を下げることで暑さを和らげることができますが、犬たちの身体の仕組みは少し違います。
基本的に犬たちは汗をかくことができません。
汗をかけるのは肉球などごく小さな範囲に限られ、十分に気化熱の恩恵を受けることができません。
ではどうやって涼んでいるかというと、風通しの良い被毛とパンティングという口を開けて舌を出し、浅くて早い呼吸をすることで唾液により自分の身体の熱を逃し口と舌から水分を蒸発させて涼んでいます。
また一見暑そうに見える被毛は熱い日差しを遮り、時には紫外線から皮膚を守る役割を果たします。
とはいえ風通しの悪い家の中で、窓を開けたところで焼け石に水。
しっかりエアコンをつけて部屋の気温を下げておかないと、熱中症になり最悪死にいたる恐れもあります。
夏場のエアコンをつけるタイミングとエアコンの設定温度は下記を参考にしてみてください。
・エアコンの24時間稼働を始めるタイミング・・・外気温が25℃を超えたあたり
・エアコンの設定温度・・・20℃〜25℃くらいがおすすめ
※極寒地方が原産の犬種はもっと低い温度が適切な場合もあります。
そのためお住まいの地域によりますが、早ければ5月ごろ〜9月くらいまで24時間エアコンをつけっぱなしの生活になります。
電気代もそれ相応にUPしますので、24時間エアコンをつけた場合の電気代を事前に計算してみると心の準備も予算の捻出もできます。

エアコンの電気代はお持ちのエアコンの型番を元にブラウザ検索すれば概算は出てくるはずです。
まとめ
・犬を迎えるにかかる費用は大体68,400円〜280,000円かかる。※生体費除く
┗内訳
・お迎えまでに用意しておく初期費用:約28,400円〜156,000円
・初年度病院代:約40,000円〜124,000円
・お迎え後、1ヶ月ごとに追加で必要な消耗品費用:約13,500円〜43,000円
・お迎え翌年から毎年かかる犬関連の費用は大体175,000円〜596,000円予算が必要。
・怪我や病気に備えて予備費(ペット用に積立)は大切。
・ペットを迎えるのであれば夏場の電気代はUPするので要注意。
┗Webで型番検索して事前にシミュレートしよう。

お金の面だけでもこんなにも犬をお迎えするとは本当に大変なことです。
実際には関係を築く時間も忍耐も愛情も、たくさんのものが必要になってきます。


予算も心の余裕も、いろんなことを考えた上でお迎えを決めて欲しいけど、それを上回る楽しいドッグライフにも思いを馳せて欲しいとも思っています!

無計画ではなく、しっかり悩んで考えてその上でのお迎えであれば僕らはその苦労や悩み以上の愛情と一緒に過ごせる素敵な時間をプレゼントするからね
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